ミニチュアピンシャークラブ展

東京で開催されたミニチュアピンシャークラブ展に行ってきました。

今回、ガレットがベビークラスなのをいいことに（爆）、ハンドラー講習会なども
一度も受けたことがない私が、オーナハンドラーでショウデビューしました。

なんと、想定外のＢ．ＢＩＳＳ（ベストベビーインスペシャリティーショー）を
いただきました。とてもいい記念になりました♪

本当は「飼い主がもっと勉強してから…」と思っていたのですが、
先日、中国インターを観覧したときに、ベビークラスの歩かない子を
ハンドラーさんが抱っこして出陳している姿を見て、気持ちが軽くなって、
「よし、参加してみよう！」と決めました。

「ベビークラスでの出陳は今しかない」というタイミングで、単独展があり、
かおりんさんも出陳されるということで、デビューは単独展に決定。

ガレットが良くても、ハンドラーがダメダメじゃ足を引っ張るだけなので、
即席でしつけ教室でショウのお話を聞いたり、悪あがきしてみました（汗）


そんな２週間を過ごして、いよいよ当日。
３日から東京入りしていたのですが、ペット可の宿泊施設を見つけられなくて、
ガレットは動物病院のペットホテルに１泊。
８時半に迎えに行ったところ、超甘えん坊に変身していて、吠える＆飛びつく（困）

「う～ん、今後はペットホテルは無しだな…」　と思うも、時既に遅し。
９時過ぎに会場についたが、やはりハイになっていて、甘えん坊モードで、
抱っこ抱っこと飛びついて歩けないので、なんとか落ち着かせようと考えた。

「えい！疲れさせちゃえ！」　と掟破りの手段。
とにかく早足で歩く、走る、ボール遊びする。
その間も、ほかのピンさんに吠える、吠える、吠える。
えーん・・・、私が泣きたい。

審査開始まで、あと２０分。泣いてる場合ではない。疲れてもらわないと。。。（爆）
でもガレットは、とにかくハイパーなのだ。
前日も、会場周辺で８キロくらい歩いてる。飼い主はバテたけど。

しばらく歩き・走り・落ち着いてきたところで、出陳簿をチェック。
「少ないけど１番目じゃない。前の人を真似して歩こう♪」　と喜ぶ私。
さらに、前後の出陳者を見ると、お話ししたことがある方達ばかり。
ちょっと安心したというか、ほっとしたというか、少し緊張が和らいだ。

その後も続けて歩いていると、声を掛けられる。
「６ヶ月？７ヶ月？パピーでしょ？パピーに出るの？」
「いえ、ベビーです。４ヶ月半です。」
と答えると、「え！４ヶ月？」と驚かれる。ベビーだと思わなかったらしい。

「あれ？ガレットは大きい方じゃないよね？」　と思っていたけれど、
ショウが始まってみると、確かにパピークラスが似合うくらい大きかった。
ペットホテルでも、「こんなに食べるんですか！？」って言われたっけ…。
デカピンにならないように気を付けよう。。。

ぐいぐい歩いていると、ベビークラスで出陳するＨさんとＦさんにも声を掛けられる。
やはり、「パピー？」　と言われる（汗）
「ベビー？４ヶ月で…しっかりしてるね。あー、こりゃ、うちのより良いわ。
　この子、僕の好きなタイプだよ。うちの血統入ってる？」
「えーっと、入ってますね。母犬の方がガッツリ。。。」
「あ、やっぱり？ボスの小さい頃にそっくりだと思ったんだよ。やばいな（笑）」

「お久しぶりです。今日は出すん？」
「はい、今日初めてベビーで。Ｆさんも出されてましたよね？」
「ベビー？うちも出すんよ。この子？」
「そうです。飛びついてばかりで、歩いてくれなくて…。」
「いや、ちゃんと歩いてたし、いい子やん。いけるんちがう？頑張って！」

二人に（お世辞でも）褒めて貰って、改めてガレットに任せようと思った。
かおりんさんにも、私が下手にハンドリングするより、ガレットが好きに歩いた方が
ハックニーが綺麗だと言われていたので。下手って、自覚もしてるしぃ。。。

結果、幸せにも入賞することが出来たけれど、リンクの中ではデビューらしく？、
ガレットと私の珍場面が続出で、短時間で何度も冷や汗ものでした。

疲れさせて少し興奮を抑えたものの、続いて遊びモードに突入していて、
リンクの中で尻尾ふりふりで私の足に飛びつきながらのラウンド。。。
触診では、口元を触られたとたん、くねっと　「いやっ！」
さらには、タマタマのチェックで、ジャッジに「ノン…」　と言われ、どきっ！
仰向けに抱いて、触診＋目視チェックで、「ＯＫ！」　となり、ほっ。
タルトは小さい頃から立派だったけど、ガレットは小さいのよねー（爆）

触診後、単独でラウンドを指示され歩いていくと、途中でリンク外のピンさんに
向かって、「ワン！」　　あ～あ～、リンクの中で吠えるかな・・・（汗）　
本部席と外野から笑い声が聞こえたし。

という、心臓ドキドキ＆冷や汗もののデビュー戦でした。。。
全てが反省と課題ばかり。でも、よい経験になりました。