１０００万円

水曜日、ある事業の実施を志願した１０事務所が、その事業の実施権獲得を目指してプレゼンを行った。

本社の役員の前で、１０チームがプレゼンを行い、２チームが予算１千万円の事業を獲得する。

今日、選抜事務所のみに本社から連絡があるということで、朝から所長が首を長くして待っていた。

うちの事務所など、人件費と突発的な工事を除けば、年間３千万くらいの経費で運営している、小さな事務所だ。
そのうち、光熱水費が１千万円程度なので、１つ１つの事業予算は小さいものばかり。

その事務所に（一部工事を伴うとしても）、１千万円の事業費が降ってくる可能性があるのだから、選ばれるのと選ばれないのとでは大きな違いだ。

指導を行ったうちの事務所のやり手職員は、１０チームのプレゼンを見て、『うちとＥとＫの勝負でしょうね』と自信を覗かせており、所長に至っては「うちが一番じゃった！」と期待を募らせていた。

ただし、結果は出てみなくては判らないものだ。
みな、期待半分（本当は８割）の心情で吉報を待った。


１０時前、本社から電話が！

見事、１千万円の事業を獲得しました～！

１２月の完成を目指して、新しい事業がスタートします。
ちょっとドキドキ〓