説明会

この忙しい年度末、また突然に本社からの呼び出し。

１週間前とかに連絡してくるの、ほんと止めて欲しい。
（会議場所を確保するために、絶対にもっと早く決まってるはず！）

…と文句を言ったところで、行かなきゃいけないのだろうから行って来たけれど…

ふむ
久しぶりに『なかなか良いんじゃない？』と思えるガイドライン＆マニュアルが出来ていた。
なんで、これを１０年前にやってないかなぁ…

我社が莫大な経費を投入してして整備した巨大なインフラは、数年後、他社において、数倍のスペックを持つ機器を用いて、さらに数十分の１の経費で整備された。
仮に『先駆者』という名称に、何らかの価値を持たせるためには、その名のとおり、インフラ以外の面でも先駆者とならなければならなかった。

しかし、結果は散々たるもの。
我社は資金にものを言わせて、最高級のインフラを構築しただけに過ぎず、中身が伴わなかった。他社に先駆けた数年は無駄に過ぎ去り、結局、運用と活用において、他社に大きく遅れをとることとなる。
社員教育を後回しにしたために、構想と運用を誤ったのだ。

『先駆者』と呼ばれ、目立ちたいための、社長の道楽だったように思う。。。

１０年以上経って、やっとそのような無駄な投資を防ぐガイドラインが完成したといえる。
各担当者レベルで、とっくに気付いていたはずのこと。

長かった…



我社には、まだまだ根本的な問題が他に多く潜在していると思われる。
本当の意味で『スリム化』が図れるかどうかが、我社が生き残れるかどうかの分かれ目。

もう少し、人材育成に力を入れるべきじゃないのかな…