Ｆ係長（歓送迎会編）

なんとなくだけど、私は女性の上司より、男性の上司の方が気楽だ。

そして新しい職場の、直の上司（係長）は穏やかで優しい雰囲気の男性だ。

うちの係長と『幼稚園からの幼なじみ』というＴ事務所の個性派で有名なＦ係長。
２年前に私が所属していた研究委員会（メンバー７名）の委員長だ。
Ｆ係長は研究委員として会ったのが初めてだったのだけれど、この研究委員会はゴタゴタがあり、私の当時の上司は私の研究委員の任命に反対していた。
そのためＦ係長に上司の意向を伝えると「委員長は俺だ！俺の命令に従えないなら、辞表を書け！」と初対面の私にビシッと指差し、叫んだお方である…。
（「貴方が委員長の、その研究委員の任命に納得されてないんですけど…」という私の声なんて聞いてなかった。）


４月１日の異動から数日後、係長にＦ係長から電話があった。
私の前任者がＴ事務所に転勤になっていることからも、お互いの新メンバーでの状況を情報交換しているようだった。

係長との用件が終わると、『Patissierに替われ』とのこと。
「え？なんで私！」と呟いて電話に出ると
Ｆ係長「なにぃ？まさか、俺の電話に出たくないとでも言うんか？」とやんわり。
やべぇ、聞こえてた…！（汗）
Ｐ「いえ、とんでもないです～。」
Ｆ係長「よかったなぁ、俺と違ってそこの係長は優しいぞ。」
Ｐ「はい、とても優しく教えていただいてマス…」
Ｆ係長「俺の下になったら可哀相よ。定規で机叩きながら、みっちり教え込むから。
ま、希望があったら部下でなくてもマンツーマンで特別指導もするから、いつでも言ってくれ。」
Ｐ「は、はーい…」
Ｆ係長「ところで。明日、そこに行くから、よろしくね♪」

…なんというか、嵐のような人なのだ。ホントに一瞬ごとに人格が変わっていく（汗）


そのＦ係長も歓送迎会に来られていて…

Ｆ係長とＦ嬢と美形Ｍ君と話していたところに、Ｕ君と一緒に合流。
Ｐ「さっきの発言、Ｕ君に伝えといたから～」と言うと
Ｆ嬢「やだぁ、Patiちゃんバラしちゃだめよぉ～」と嬉しそう（笑）
Ｆ係長「なになに？なんか楽しそうな話しじゃな。」
Ｆ嬢「Patiちゃん、Ｕ君と一緒で羨ましいなって。」
Ｆ係長「なんで？」
Ｆ嬢「私もＵ君やＭ君みたいな可愛い男の子と一緒に仕事した～い！」
Ｆ係長「そうか、そうか！ん～、じゃあ、連れて行け！」
とＦ係長、Ｕ君とＭ君を差し出す（爆）
Ｆ嬢「いや～ん、嬉しい♪」
Ｐ「え？お持ち帰り、いいんですか？（笑）」
Ｆ係長「なにぃ、お持ち帰りぃ～！？
それは是非、３人でお願いします。俺も持って帰ってくれ！」
Ｆ嬢＆Ｐ「それは、ちょっと…。二人でいいよね…。」

と馬鹿騒いで帰りました。

あんまり関わりたくない…と思う部分もあるのに、Ｆ係長にはいつの間にか巻き込まれ、引き込まれている。
一昨年結成された『三十路の会』に続いて、『チーム－６歳』がＦ係長を中心に新結成されました。
読んで字のごとく『見た目は大事』と実年齢より６歳若く見られることを目指す会です（爆）
Ｆ係長は昨年とは風貌が一変しており、一番しっくりする表現が『ホスト』
「俺は実践しているからな！」と中身にも増して、見た目も個性派になっております。
確かに、Ｆ係長はマイナス６歳いけるかも…

う～ん、私はキツイなあ～（爆）