食いしん坊バンザイ

確かに、私は食いしん坊ですが、今日の日記については、私のことではありません…。


トルテは慢性腎不全と診断されてから、腎臓に負担の少ない食事をしている。

当初、薬＋手作り食で対応していたが、なかなか思うように数値が下がらず、
私の勉強不足で食事が悪影響を与えている不安もあり、腎臓病食を処方してもらったりもした。

…が、トルテは極めて肉好きな子。ネバネバも大好き。

サーモンオイルを掛けたり、ハチミツ掛けたりしないと、療養食を食べない！
ガブと口の中に入れたのに、ハチミツだけ舐めて療養食を吐き出した時には呆気にとられた。

それからは、毎日トルテと私の知恵比べ。

薬と吸着剤と療養食、これらを全部食べさせるための方法。

とにかく水分と薬と吸着剤を食べさせたかった私は、薬と吸着材を水で溶いた液体に、
サーモンオイルやハチミツを加えて、療養食に掛けてみた。
すると、液体から固体の療養食を拾いあげ、一度床に置いて水分を落として食べる。
…これでは薬も吸着材も、ほとんど食べたことにならない…。

次に、薬と吸着剤をサーモンオイルやハチミツに練り込んで、それを療養食に掛けてみた。
すると、オイルやハチミツのペーストはさっさと舐めるのに、療養食は１粒ずつマズそうにポリポリ。
Ｐ『何時間かかっとんねん！』
ト『だってマズイんだもん～』
そんな日が続きました…。


確かに腎臓病食は塩分が少なかったり、タンパク質が制限されてたりで、他のドッグフードとは匂いが違う。
今思えば、薬の副作用で食欲が落ちていたためかも知れません。

現在は、手作りに吸着剤とサプリ（100％田七人参）を混ぜて、鶏ささ身の茹で汁の氷を水の中に。

他のミニピンずは『なんでも食べる』子が多く、トルテのご飯も同じように狙われる。
他のミニピンずがトルテのご飯を食べても一向に構わないが、トルテのご飯を作るのが手間。

なので、トルテだけケージの中で食事させることに。

トルテは食事時に私に抱っこされると、ご飯のあるケージに入れることをすぐに覚えた。
他のミニピンずが食事時になると、抱っこしてもらおうと立っちしてくる。
抱き抱えるとジタバタと、自分のケージに早く入れろと暴れる。
『トルテ』と呼んでも、気持ちはすっかりご飯。抱っこしている私の顔さえ見ようともしない…！

いやはや、トルテはたいした食いしん坊です…。

ただ、この食いしん坊のお陰で、食べなくなることがないので、随分、助けられていると思う。

やっぱり『食いしん坊バンザイ』です。