避妊について

Ｓぱぱが、契約病院に於ける避妊手術による乳腺腫症発症防止の
確率を公開してくれた。

ネットの情報やお友達獣医さんから聞いたりで、大凡は知っていたけれど、
こんなに綺麗に数字に出ると感心してしまう。

『乳腺腫症の予防の方法』　として避妊を考えていたわけではないけれど、
「一緒に予防出来たらいいな～」　という部分には含まれていたので、
闇雲に期待をするのは止めよう。

もともと麻酔が怖いのと、健康な身体にメスを入れることに迷いがあり、
今まで、どの子も避妊・去勢を施術することなく過ごしてきた。

特に避妊については、自分が女性のため、いろいろ考えるところがある。
我が家は「がん」家系。母方の祖母は子宮がんで、５２歳で亡くなった。
母も５０代になって、異常細胞が見られるようになり、先日手術したとき、
ついでに子宮を切除した。ただし、急激な女性ホルモンの低下を防止
するために、卵巣は残すことが選択された。
卵巣を残す＝卵巣がん　を発症する可能性も残るけれど、担当医と相談
の結果、定期的に検査をすれば心配ないということで、卵巣から分泌される
女性ホルモンが優先された。母の更年期障害を見ていると、納得する。

私自身もホルモンバランスが悪いという自覚があったため、ホルモン
治療をしたこともあるのだけれど、現在はなんとか普通に過ごしている。
もちろん、２６歳頃からは、毎年、子宮がん検診を受けている。

人間と犬は同じじゃないけど、全く違うはずもないと思う。
私が本当に気になっているのは、避妊・去勢手術を受けた後の弊害。
ホルモンバランスが悪い私だからこそ、気になっているのかも知れない。
体調の悪さと共に、精神的にも鬱っぽくなることがあるのだけれど、
バランスの良い人には想像も付かないことなんだろうな。