若い男性から！

昨夜、２０時ごろ。

母「Patissier、電話よ。若い男性から…。」

さすがに天然の母も、私宛てに自宅に掛かってくる電話に、最近は不審顔。

Ｐ「若い男ねぇ…、名前は？」

母「名乗らなかったわ。」

はい、ブブーッ！
ロクな電話じゃないな。チッ、面倒くさい…。

ここまでで、気分はすでに最低ライン。

とりあえず電話に出ると…、一応『母よりは』若そうな男性の声。

職場ならば、営業スタイルというか、電話交換業務も行っているので、たとえ名乗らない相手の話でもきちんと聞くのだけれど…。

残念、ここは自宅だ。名乗らない相手には、それなりの対応で。
あからさまに不機嫌そうな声で『はい、替わりました。』と対応。微妙に相手が面食らっているのが感じられた。
いや、面食らうのがおかしいから。あんた、名乗ってないし。

だが、私を名簿の人物と確認すると、いつもの調子を取り戻したのか、マニュアルを読んでいるのか、私に喋らせる隙を与えないくらい、息付く暇もなく、早口で喋る、喋る！

３０秒でどんだけ喋るんじゃ！
といいたくなる早口。

そのときの早口と慣れた話し方が、チャラ男っぽい喋り方になっていて、これが母に『若い男性』と思わせたのだろう。
実際は若くはなさそうだぞ、十分オヤジっぽい。チャラい雰囲気が輪をかけてウザイ。

ここで最低ラインのテンションは、さらに地中に潜ったかもしんない。

チャラ男の話が、大阪駅近郊のマンションの話だと判明し、やっとこ相手さんが名乗りつつ、売り込みトークが始まったところで、

「あーのーぉーー。」

と対照的なスローペースで、売り込みトークを中断させ、

「私に関係ない話なんで、切ります。二度と掛けて来ないでください！」

と早口で言って、電話を切りました。

不動産収入をアピールしたいんだろうけど、見たこともないマンションを、聞いたこともない会社＆会ったこともない名乗らない営業さんから、『ハイハイ、美味しいお話ね。』って買うほど、余裕があるわけじゃないのよぉ～。


んっとに、何の名簿見てんだよっ！