トルテのこと

皆さんの温かいコメント、メッセージを拝見していて、
『私、みんなにトルテのことを伝えなくちゃ…』と思い、書いています。


３日の夜、珍しくトルテが私のストーキングをするので、
「じゃあ、久しぶりに一緒に寝るか♪」とベッドに上げ、抱いて寝ました。

トルテは猫みたいなところがあり、滅多にベッドに上げろと言わないので、
その前にトルテと一緒に寝たのは、３ヶ月以上前だったと思います。

私の脇で丸くなって寝ていましたが、夜中にごそごそ起き出して、ベッドから出て行きました。
トイレに行った後、水をゴクゴク飲んで、しばらくウロウロしているようでした。

トルテは一人で寝る方が気楽なのか、ベッドから降りると戻って来ないことがあるのだけれど、
この日は少ししてから戻って来て、ベッドをカリカリ引っ掻き『上げろ』と主張しました。

夢現で「ハイハイ、寒かったん？」と声を掛けながら抱き上げて、再び脇に抱えて寝ました。

翌朝、年末年始の最後の休日を、私もミニピンずもまーったり過ごしていましたが、
特にトルテの異変には気付かず、昼食から夕方まで、リビングに移動して過ごしました。

夕方、ミニピンずに夕食を食べさせ、トルテも夕食を用意したバリケンに入れ、
自分も夕食＆お風呂のため、ミニピンずの部屋から離れていました。

約３時間くらいでしょうか。
お風呂から上がって部屋に行くと、トルテの夕食がほとんど残っており、
いつもは『出せ、出せ』とアピールするトルテが静かに寝ている。
「トルテ」と声を掛けても、いつもなら必ず起きてくるトルテが動かない。
「調子悪いの？」と背中を撫でて、冷たいトルテに心臓が止まりそうでした…。


なんで…？
どうして…？
まだ、トルテは尿毒症じゃないよ…。



本当に突然のことでしたから、尿毒症ではなかったと思います。
慢性腎不全と診断されたときから、不整脈を指摘されていましたので、
おそらく直接の原因は心臓だったのではないかと思います…。
もしかしたら、高カリウム血症…だったかも知れません…。

今になって考えると、一緒に寝たトルテの体温は、他の子より低かったような気がします…。


こんなに早く逝ってしまうなら、ダイエットなんて必要なかった。
最近は療養食しか食べさせてなかったんだから、療養食くらい好きなだけあげれば良かった。
鶏ササミや馬肉、おやつも…。
トルテが一番執着していた食を、ずーっと制限していて…、なのに、こんなに早く…。



アレ＆ガレ達、５頭のママになっても、妹的なポジションにいたトルテ。
いつも、首をちょっと傾げて、くりくりおめめで見上げていました。

慢性腎不全になってからも、病気を感じさせないタフで、お茶目なトルテに救われていました。
ホントに、もっと面倒掛けてくれて良かったのに…

良い子すぎだよ、トルテ…

トルテ、ごめんね。
きっと、いっぱい無理させてたよね…。
ごめんね、トルテ。