先日のこと

部長、係長、主任の３人が、９時過ぎから草刈りに出掛けたので、私と後輩の２人で、１日お留守番でした。

草刈りというのは…
実はうちの事務所は、平成17年度末に閉鎖になったＯ事務所と、平成20年度末に閉鎖になったＥ事務所を引き継いでいて、２事務所の書類管理と跡地管理をしています。

Ｏ事務所については、今年の春、最後の山林＋山小屋の売買が成立し、跡地は無くなりました。

Ｅ事務所については、とりあえず建物については、今年の春から２年間賃貸契約が成立しました。（24年度からが心配〓）
細切れですが、事務所敷地の一部、別棟の建物、社宅敷地の一部は売却しています。

しかし、全くお声が掛からない空き地が3000平米超。ここの草刈りに定期的に通っているのです〓


で、そんな日に限って、トラブルは起こります〓

３階から内線で停電の連絡。
３階「３階の照明とHUBが落ちてるんだけど、今、停電？」
Ｐ「えっ！？１階は大丈夫ですし、もちろん停電の予定なんてありません。過電流の可能性はありますか？」
３階「いや、今、人は少ないし、ＰＣ作業してただけなんだけど。」
Ｐ「そうですよね、照明も同時って変だし、工事が怪しいかも。とりあえず行きます〓」

慌てて３階まで上がって、分電盤をチェック。異常なし。
でも、変わらず３階（実は４階も〓）は停電中。

ブレーカーが落ちてないのに停電なんて、考えられるのは３階の工事現場くらいしかなく、作業責任者の方に事情を説明。

すると、「えっ！停電になってますか！？」と幾分、心当たりがありそうな反応。
「すみません、ちょっと戻してみます〓」と剥き出しの天井の配線を弄っている。

しばらくすると、廊下の照明が点いた。ビンゴ！
勘弁してよ、停電なんて一番やっちゃいけないことだよ…〓

ところが、復旧したのは廊下の照明のみ。３階・４階の各部屋の照明とコンセントは復旧せず。
作業責任者の方が「すみません、電気屋呼びます〓」と声を掛けてきた。

午後、コンピュータルームを使う予定になっているが、そこも停電。さすがにそこまで業務に支障が出るとマズイ。
午後の業務開始まで、あと30分。そう思うと、ますます気持ちが焦る〓

とりあえず電気屋さんを待ってる間に、上司に報告しておこうと係長の携帯に電話。

係長「そりゃ、大変じゃのう。慌てて走り廻ったんか？」
Ｐ「はい、まあ…」
係長「そうか、そうか（笑）まあ、治らんもんは仕方ない。業者が電気屋呼んだんなら、任せりゃええ。」
Ｐ「ハイ、わかりました。」
係長「じゃ、後は任せた！〓」
Ｐ「やっぱり…？」

そんな風に言われて、ふっと力が抜けたのか、電気屋さんが来たときのために『配電図を確認しようかな～』と考えて、ぴぴっと閃いた！

確か１階に、メインの分電盤があったはず！あそこをまだ見てない！

またまた慌てて分電盤に走り、開錠してみると、３・４階のブレーカーが落ちている。

『これだ！』

なんとか無事に、昼休み中に復旧したのでした。良かった～…。

帰って来た部長は「停電になったんだって？大変じゃったなぁ」と言いながらも、顔は笑っている。
「『主任（私）が焦っとるみたいじゃ』いうて３人で話したけど、誰も帰ろうとせんかったんじゃ〓」と係長は楽しそう〓

部下の不運を楽しんでいる上司達でした。。。