プール掃除

プールといっても、現在は防火水槽です。

昔は立派な50mプールだったと思われますが、次第に使われなくなり、現在は消防署の要請により取り壊されず、防火水槽として遺しています。
屋外施設なので、数年経過すると藻が繁り、底にはヘドロが溜まり、アメンボなどの水辺の生き物が生息する場所となっています。

『防火水槽』である限り、あまり水に藻を繁らせるわけにいかないので、年に１度掃除をしているのですが、昨年は水害のためプール掃除をする余裕がなく、今回２年振りの掃除です。

２日間かけて調整しながら水を抜き、デッキブラシとスクイザーで藻とヘドロを掃除。
麦藁帽子に首にタオル、長袖Ｔシャツに長靴といったスタイルの私達を見て、『誰かと思った』との声。

そのスタイルで、電気ドラムや水中ポンプ、高圧洗浄器を一輪車に載せて運んでる姿は、確かに、事務員らしからない…？
うちの事務員は、施設管理込みなので、基本的になんでも屋なのです。

以前の事務所で、中庭の池の掃除をしたら『半数の鯉が弱ってしまった』なんて事件もありましたが…〓

水が抜けてしまったプールの隅には、20匹くらいアメンボが集まってワサワサ。どうしたことかと慌ててるみたい。

掃除が終わったら、うちの敷地と隣接している田んぼとの間の用水路から、水中ポンプを使ってプールに水を貯め、再び防火水槽に戻します。

水利組合に連絡して、小さな堰を作り、水中ポンプで水を揚げることの許可を貰い、金曜の夕方から水を入れ始めましたが、ポンプが小さいので、さて月曜までに貯まってくれるでしょうか？