歯磨き ＮＯ．２

先日、ミニピンずの歯石は自分でガリガリ削ると書いたのですが、ちょっと追記の必要があるかな～と思って、書くことにしました。

犬にとって、歯は命だと思います。
出来るだけ長い間、良い状態で保ってあげたいと思います。
歯を長持ちさせるには、虫歯の原因となる食べカスや、歯槽膿漏の原因となる歯石が付かないようにすることが大切だと言われています。

そのためには、歯磨きをして、歯に付いたり、口の中に残った食べカスを取り除くことが一番の予防策だと思います。「歯石取り」は、あくまで「付いてしまった後」の対策でしかないので、付けないことが大切です。

本当は「歯磨き」をしたいのですが、ミニピンずは幼犬のときに歯ブラシを使っていなかったので、歯ブラシに慣れていません。歯ブラシで食べカスを取り除いていると、ブラシ部分に付いたフードを食べようとしてブラシを食いちぎったり、興奮して噛み噛みして柄を折ったり、別の危険が発生する可能性があるため、歯ブラシでの歯磨きを断念し、デンタルコットンや、チューインクリーンでの各自の歯磨き？で妥協しております。
そのため定期的に歯石が付くことになり、私が削る羽目になっているのです。

歯石取りですが、獣医さんでは全身麻酔をかけて削られます。
それは奥の歯の歯石まで綺麗に削ることと、歯ぐきを傷つけないようにするためです。歯ぐきを傷つけると、そこから雑菌が入る可能性があり、化膿したり、歯槽膿漏を悪化させたり、病気になったりという危険が伴います。
そのため、「決して、自分で愛犬の歯石を削らないようにしてください。」　と注意されている獣医さんもいらっしゃいます。

私は全身麻酔を掛けることに抵抗があるので、飼い主としての自己責任によって、ミニピンずの歯石を削っています。ミニピンずは歯石取りは全く平気なようで、爪切りのように暴れたりしないのですが、ときどきピクッと動いたりします。これが怖いので、歯石取りをする前には、

「いいね？何があっても動くんじゃないよ。動いたら許さないよっ！」　と誰にも見せられないような凄み方で言い聞かせて、それから始めます（爆）

ちなみに作業としては、歯石がガッツリ厚く付いている方が簡単に綺麗に取れます。３度塗りしていたマニキュアが、パカッと割れて、はげてしまう感じです。爪切りのように切りすぎることもなく、出血もないですし、痛くないからミニピンずは暴れません。
私は緊張して、気合を入れて行いますが、終わるといつも「爪切りより簡単！」だと感じます。

＜補足＞
炭水化物（でんぷん質）の多く含まれる食事は、のりのように歯にくっつき易いです。硬すぎる玩具やおやつは、歯が割れたり、折れたりする原因となることがあります。
※トルテは太めの牛骨を思い切り囓り、歯が少し欠けてしまいました（悲）